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展覧会の絵

ロシアの作曲家 ムスログスキーのピアノ組曲で有名な本曲であるが、ラベルによって管弦楽としての作品のほうが知られている。

数々のアレンジバージョンがある中、E・L・P(エマーソン・レイク・&パーマー)のロックバージョンが一押しである。

演奏前に「We gotta play Pictures At An Exhibition」と聴衆に訴えて開始される本曲である
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昨日、久々にストックホルムでのライブ映像を見てみた。
よくぞ、アレンジに挑戦して、見事に演奏している姿はクラシックとかロックとかのジャンルの壁を取り払い、音楽としての芸術性を表してくれている。

恐らく、クラシック一辺倒な方は邪道だ!冒涜だ!とのお声もあるだろう。
が、クラシック音楽が崇高で最大のものでは無い。
単に、クラシック音楽というカテゴリーの音楽だけに過ぎないと思うのは当方だけであろうか?

俗に言う「芸術」という個々の観点に拠って異なる感性を持つ世界は受け取り側の器量に拠り多種多様な広がりを持っている。

そこが、1+1=2という数学的な世界とは大きく異なる。

最後の「キエフの大門」の高らかなる高潮感は聞く側、見る側のどちらもその絵画の中に引き込まれる
要素を持っている。
by micmacbig | 2010-04-22 06:03 | 四方山話関連
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