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おぶつなみち

地元の重鎮である義兄より「おぶつなみち」なる小道が存在していたとの話しを聞き首を持ち上げました。
村の神社である「稲荷神社」へのお参り道との存在であった。

が、戦後の土地改良で幾多の場所と同様その芸術的とも言えるその小道は姿を変換され冷たい土中に埋没された。
従って、今日その姿は見る事は出来ない。
これは「田沼古道」と同様だが、まだ「古道」の方が残存している。

話しを基に、土地宝典、航空写真etcで再現しようと試みました。

まだ、2件しか伺っていないが、知らない!の答えばかりでした。
当然と言えば当然ですね。
相当の古老でも知らないみたいです。

その稲荷神社です。

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ここから、北に向かい中央線を超えますが。すかさず南西に弧を描きまた、中央線を超えるが、
気が変わった様に再々度北東に進路を変えて中央線を超えて、公会堂の横から山下宅の横を変形して進んで行った。

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現「すずきクリニック」の西側の田圃の中をあたかも「古道」が吉田田圃の中を羽ばたく様に進み、

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「大石宅」から北東に進路を変え、大弥橋のたもとに出て来る。
ここには、数年前には斜めの道として存在して居りました。

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やがて栃山川を渡り終えると今度は川沿いに進路を西に変え、土手を散歩するがの様に進むが、「西尾宅」の裏側をカーブを描きながら北に向かう。
ここは、確実に残存する「おぶつなみち」の姿です。

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ここは「古道」が「原川宅」の西側を進んでいたのに類似する。
何処にでも有る田舎の光景ですね。
何時迄も残して欲しい光景です。
そこからSの字カーブを描きながら現道にとけ込んで木屋川を超えて行く。

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尚、その先にも続いていたとの事だがそれは探求出来ていない。

まだ、一度歩いただけなので序章の様な物ですが逐次追加していきたい所存です。

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by micmacbig | 2012-11-09 07:23 | 地元・地域関連
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