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第7楽章 相良町

勝俣川を相良街道として渡った古道はいよいよ最難関の相良町に突入する。
この近辺はどれもが古道ですよの感が強くまた、裏付ける資料も少ない。
それと、これが古道ですよと認識出来る古老も少ない。
ある方は現在の150号線がそうですよとかいや相良街道がそうですよとかいや山筋を行っていたよとか各種様々であった。
 
 それを各地区に分けて追っていこうと思う。
現在確実に古道であると言われている所は、大鐘家の前の道、釣徳寺からの道など数カ所は完全に解明されているがその他は幻の如くであった。

古老の話は最重要だが、それと共に市役所より明治22年当時の公図を入手してその赤道を追っていった。
江戸の時代の主要幹線であった田沼古道は確かに意次公が失脚してその意味を成さなくなってからは廃道の様になってしまった箇所も有るが、明治のこの頃までは道としての存在は残っていたと考えられる。
従って赤道のどれかが古道であると判断した。
 が、法京の地に於いては赤道ではない山側がそうだという意見が強かった。
by micmacbig | 2010-02-10 10:44 | 田沼古道関連
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